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- 250 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/31(火) 23:35
- 一応まとめだ。
Linuxのカーネルのソースは、make時にオブジェクトファイルや目的のカーネルを
ソースファイルのディレクトリと同じディレクトリに書き込んでしまうため、
ひとつのソースツリーに対して2種類以上のコンフィグでカーネルを作ろうとすると
以前のカーネル用のオブジェクトファイルを上書きしてしまい、
オブジェクトファイルを含めての保存ができない。
(しかし、オブジェクトファイルの保存の必要性を感じていない人もいる)
また、この「書き込みが発生する」ことから、
root所有のカーネルソースツリー上で、
一般ユーザではカーネルをmakeできない。
(一般ユーザでのmakeは、カーネルソースを一般ユーザで展開する必要がある)
*BSDでは、オブジェクトファイルや目的のカーネルは、
/usr/src/sys/compile/GENERICとか
/usr/src/sys/compile/MYKERNELとかの
ディレクトリ以下のみに書き込まれ、Linuxで起きている不具合は発生しない。
一般に、フリーウェアのソースをmakeする場合、
configure対応ならconfigure --srcdir=/hogehogeで、
そうでなければlndirで、オブジェクト書き込みディレクトリを分離できる。
しかし、root所有のLinuxカーネルソースをlndirして一般ユーザでmakeすると、
Linuxカーネルのmakeの仕組みにより、
include/linux/*.h ほか多数の *.h ファイルに対してtouchコマンドが実行され、
ここで元のカーネルソースのタイムスタンプを上書きすることになるため、
当然書き込み不可でエラーになってmakeに失敗する。
俺としては、Linuxカーネルに*BSDのmake方式を取り入れたい。
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