■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 最新50UNIXMP3Player
- 23 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/02(月) 20:55
- 昨年9月,Fraunhofer IIS-Aは使用料を請求し始めた。このコストは控えめに見て もかなりのものだ。Fraunhofer IIS-Aは,MusicMatchのようなエンコーダ1本に対 して5ドル,さらにダウンロードあるいはストリームされたすべてのMP3に対して 1曲あたり1セント,もしくは総売上の1%を要求する。
--------------------------------------------------------------------------------
Fraunhofer IIS-Aとはmp3フォーマットを生み出したドイツの研究所である。 手っ取り早く言えばmp3のエンコーダーを作ったり曲を配信したりするとお金が かかってしまうのだ。
このように海外では今、音楽ファイルのネット配信に関わる著作権に関して大き な問題となっている。そこで生まれたのが著作権も特許料も所有権もないオープ ンなOggVorbisというわけだ。
OggVorbisはMP3以上の音質と小さなファイルサイズ、そして前述の著作権問題の 回避をうたい文句にしている。そしてそれは着実に現実へと向かっている。 しかしここで注意する必要があるのはOggは未だ完成されたフォーマットではな いということだ。 2000年9月現在、とりあえずMP3にあるような機能は有しているようだ。
では重要な2点について検証してみよう。
まずファイルサイズだが、Oggは基本的に可変ビットレートを使っている。 可変ビットレート(VBR)とは高音質が必要な部分では高いビットレートを、そ れほど高い音質が必要ではないところではビットレートを低くするものだ。 ビットレートが低ければ音質が下がるがファイルサイズも小さくなる。これを上 手く利用してMP3と同程度の音質ではファイルサイズがより小さくなっている。 (ちなみにMP3にもVBRはある) 一般にMP3では128kbpsあれば満足の行くだけのクオリティを得られるとされる が、Oggはもう1ランク上の160kbpsの音質で同程度のファイルサイズになるのだ。
次に音質だ。
まずOggエンコーダーのデフォルトのビットレートが160kbpsになっていることか らも音質を重視していることがわかる。
さらにLAMEやBladeEncといったMP3では有名なエンコーダーもOggに対応すること を発表している。
実際に手持ちのCDからMP3ファイル、Oggファイルをそれぞれ作って聞いてみた。 同じビットレートではファイルサイズは当然Oggの方が小さかったが、音質は MP3と大して変わらないように感じた。
そこでOggのビットレートを1ランクあげて、ほぼ同じファイルサイズでの音質を 検証してみた。比較対象にはもう一つCDから抜き出したWavファイルを加えて何 度も繰り返して聞いてみたところ、明らかに音質がいいのはWavファイル、次に Ogg、MP3と続くと結論した。
新着レスの表示
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50read.cgi ver5.26+ (01/10/21-)