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vi
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。
:2001/06/03(日) 23:43
初期のバークレー版UNIXソフトウェア
その頃Pascalコンパイラのエラー処理機能が注目を集め、ジョイとへイリーが改良したPascalコンパイラが欲しいという要望がバークレーに届くようになった。それに対応するた
め、ビル・ジョイが一九七七年にまとめたのが"Berkeley Software Distribution(BSD)"である。バークレー版UNIXソフトウェアのはじまりであるこのディストリビューションに
は、Pascalコンパイラが含まれていた。Pascalのソースコードを置くサブディレクトリのひとつには、exエディタのソースコードがさりげなく忍ばせてあった。その年、ジョイはソフト
ウェア配布担当として、バークレー版UNIXソフトウェアのテープを三十本ほど発送している。
そのうちバークレー校のキャンパスに、画面上でカーソルを自由に移動できるADM-3aスクリーン端末が数台導入される。そしてジョイが、exラインエディタを拡張する形でviエ
ディタを開発し、ついにディスプレイの画面上で自由にカーソルを動かしてテキスト編集ができるようになる。と、同時に、ジョイは、何種類もの端末機を相手にしなければならない
という問題に直面した。予算の関係で古い機器を全部一度に新しくできない。どこの大学でもよくある話だが、当時のバークレーにも、新しい機種の端末と古い機種の端末が混
在していた。そこでジョイは、異なる機種の端末を一括してサポートできる最適化プログラムを書くのはやめにして、画面の描画をインタープリタプログラムにさせる方法を思いつ
く。画面の描画は端末の機種ごとに異なるので、端末ごとの属性(画面制御のための情報)を記述した定義ファイルを用意し、簡単なインタープリタプログラムがそれを読みなが
ら描画するような仕掛けを作ったのである。のちにtermcapとなるプログラムはこうして誕生した。
http://www.oreilly.co.jp/BOOK/osp/OpenSource_Web_Version/chapter03/chapter03.html
1977年かな?
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