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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。

Vim6 Part3

112 :mattn@Vim%Chalice :02/04/25 14:43
>>107
>たとえば、私の環境ではimactivatekeyはからにしなければならないが、
>kinput2だとimactivatekeyには値をセットしなければならない、ということ
>が、もしあれば非常に混乱しやすいことは間違いないと思います。
まず経緯から説明しますと、
本来この機能は XNPreeditState にて実現するのが正しいと思われます。
しかし、メジャー所の kinput2 がサポートしていないため、実現でき
ませんでした。そこで imactivatekey をキーイベントとしてルート
ウィンドウへ放り投げることで XIM に拾ってもらうという方法が Vim に
取り込まれました。もちろんこれは XIM のトグルキーとマッチすれば
拾ってもらえますが、そうでない場合は誰にも受け取ってもらえず、Vim
自身にイベントが戻ってきます。つまり、imactivatekey=s-space ならば
スペースが挿入されてしまうことになります。

またセオリーとしては XNPreeditState を XGetICValues し、NULL が返る
かどうか・・・つまり、XNPreeditState に対応しているかどうかで判断
できるはずなのですが、少し前の kinput2 では、この問い合わせを行う
だけでクラッシュしていいた為、実現できませんでした。
確かに混乱を招きそうです。
  
しかし今後 Vim は、
  imactivatekey によるトグル
  XNPreeditState によるトグル
の双方を取り入れざるを得ない状況にあると思っています。
その実働状況は

  OnTheSpot による動作
    imactivatekey によるトグル
      AtokX : NG
  kinput2 : OK(設定によってはNG)
  jmode : 不明
  nicolatter : 不明
  xcin : 不明
  ami : 不明
    XNPreeditState によるトグル
      AtokX : OK
  kinput2 : OK(旧バージョンではクラッシュ)
  jmode : 不明
  nicolatter : 不明
  xcin : 不明
  ami : 不明

  OverTheSpot による動作
    kinput2
    jmode
    nicolatter
    xcin(zh_TW, zh_CN)
    ami
についてはマイクファビアン氏により問題ないことは確認済み
    AtokX は不明

といったところです。


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